ノニの研究

ポリネシア民族が、これだけは抱えて舟に乗り込み、新しい島へ渡っていったという不思議な果実に迫ってみよう。

ノニとは

Written By: admin - 12月• 11•10

ノ二はアカネ科モリンダ属シトリフォリア種の常緑無毛の低木で、学名はモリンダシトリフォリア(和名;ヤエヤマアオキ)。アジア、オーストラリア、ポリネシアなどの熱帯。亜熱帯地方に分布し、日本では小笠原諸島。沖縄諸島に見られる。
 ノニの果実は一本の木に、同じ時期に花が咲いた実、若い実、熟した実など様々な状態の果実が実る。次から次へと果実が実るサイタルが続くため、横溢する生命力の象徴と見られている。
 
 果実は手溜弾のような形をしており:表面はゴツゴツしている。多くの植物では花が咲いた後に実がなるが、ノ二は実がついた後に複数の花が実の上に咲く。果実の「イボ」は花の咲いた跡。
 果実の色は緑から黄緑、黄、白へと変化する。緑色の時点ではノ二独特の匂いほ少なく、白色に近づくに従い、別名チーズフルーツと呼ばれるようにチーズのような匂いが強くなる。この匂いは中鎖脂肪酸のカプロン酸、カプリル酸によるもの。
 ノ二は多種の栄養素。ポリフェソ]ル、イリドイドなどのフィトケミカルに富み、現在判明している成分だけでも200種を超える。原産はインドネシアとされている。
 古くから薬用植物として病の際に使用されてきた歴史があり、全身に刺青を入れる週刊があるマルケサス諸島では、刺青を入れた後、傷口を癒すためにノニの葉を用いた。
<出典;健康産業流通新聞 2010.9.23>

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